クラウド会計freeeについて
川口支部では
クラウド会計freeeの導入をお客様に推奨しております。
クラウド会計フリーは税務申告だけの記帳入力だけでなく
お客様の日々の経理(バックオフィス)を助けるのに
役立ちます。
例えば、売上請求書についてです。
フリー上で売上請求書を作成すると、
【請求書の作成、入金管理、仕訳登録】の3つの管理をすることができます。
(売上請求書について一部をご紹介↓)
・請求書の作成
フリー上で売上請求書を作成し発行ボタンをクリックすると
自動的に【 売掛金 / 売上 】の仕訳が作成されます。
・入金登録
また事業用の銀行口座を同期設定しておくと
入金があった際に、請求画面にて入金登録を行うと
自動的に【 預金 / 売掛金 】の仕訳が作成されます。
・例)事業用の銀行口座1つ、クレジットカードを1つを同期している場合
会計フリー入力の手順(簡単な全体像になるので詳しくはフリー株式会社又は顧問税理士先生にお尋ねください)
【事前に行うこと】
★同期したクレジットカードで支払った領収書と★それ以外の支払いの領収書に分けましょう。
※理由(二重経費計上をしないため)
フリーに同期したクレジットカードの領収書は
フリー上でクレジットカードの入力画面より、入力します。
それ以外の同期していない、現金領収書などについては
別途、現金領収書画面より入力します。
もし領収書を分けず、クレカ払いの領収書まで現金領収書として入力してしまうと
クレカと現金の両方で経費入力されてしまうことがあります。
二重計上しないために同期したクレカ払いの領収書とそれ以外に分けていきましょう。
【入力作業】
①売上請求書と入金登録
取引先タブの請求書より売上請求書を作成しましょう。
その後、作成した売上請求書上で入金登録をしましょう。
※注意点
請求書作成の際、売上計上日を入力する画面があります。
売上計上日は請求書発行日でも入金日でもなく、相手方に物を引き渡しした日やサービス提供の完了した日になります。
売上計上もれのないように確認しながら入力していきましょう。
②クレジットカードの入力
同期したクレジットカードの入力画面より仕訳登録をしていきましょう。
入力の際に月1回以上出てくる明細については
品目タグやメモタグにて明細内容を記載し、それ以外の明細については備考欄に内容を記載しましょう。
※品目タグ、メモタグ、備考欄は会計ソフトでいう摘要というものになります。
頻度や重要性によって3つを使い分けますが、わからなければ
すべて備考欄に明細内容を記載して頂いても大丈夫です。
③上記で同期したクレジットカード以外で支払った領収書の入力
領収書の入力は【取引】→【取引の一覧・登録】より入力していきます。
ここでは支払方法も選択することができます。
個人事業主の場合 → 事業用現金 or プライベート資金(事業主の財布より支払っている場合)
法人の場合 → 事業用現金 or 役員資金(役員の財布より支払っている場合)
※ここでいう事業用現金とは
事業主又は役員の財布とは別に事業用に用意している現金がある場合には事業用現金を使用します。
体感ですが、最近は事業用に別途現金を用意している方は少ないため、
プライベート資金(個人事業主)、役員資金(法人)で領収書入力をするケースが増えています。
④銀行預金の入力
同期した銀行について
銀行明細の入金のうち、上記売上請求書の入金登録をした部分については
既に登録されているため、
残りの入金(利息や預け入れ等)と出金を登録していきましょう。
⑤入力後のチェック
入力後のチェックは必ず行いましょう。
ポイントは2つ、❶入力内容があっているか❷残高があっているか。
❷の残高があっているかについて
【レポート】→【試算表】をクリック。
損益計算書の隣のタブの貸借対照表をクリックしましょう。
この貸借対照表の残高があっているかの確認が大事です。
例)銀行入力、クレジットカード入力、売上請求書と入金登録が
10月31日まで終了している場合
・貸借対照表の銀行預金の残高がネット銀行明細の10/31の残高と一致しているか。
・貸借対照表の売掛金の残高が売上のうち未入金の金額だけになっているか。
・貸借対照表のクレジットカードの残高が、まだ支払っていない金額の合計残高だけになっているか。
・その他貸借対照表に残高のある科目についても残高確認をとっていきましょう。
・メインは記帳チェックになります。
freeeは簿記を知らない方でも簡単に入力できる分、
誤った処理方法や科目を使用しているケースが多いです。
弊社では全経やfreee認定資格を取得した担当者が
専任担当者となり、お客様の経理のパートナーとして
チェック・ご相談をさせて頂きます。
☆誤りの多いもの
(個人・法人共通)
・10万円以上の資産購入の際に固定資産台帳を作成していない。
・事務所賃貸、店舗改装につき資産計上すべきものを費用処理してしまっている。
・銀行残高、売掛金残高、クレジットカードにつき会計データと実際の明細の残高と違う。
・売上計上日(物を引き渡し日・サービス完了日)を知らず
正しい売上計上ができていない。
・事業保険料につき、資産計上すべきものを費用処理してしまっている。
・現金勘定がマイナスになっている。
・決算期末において棚卸しや外注経費の仕掛り計上を忘れてしまっている。
(法人)
・法人でそもそも資本金を計上し忘れてしまっている。
・役員報酬の金額が一定でない。
(個人)
・売上について源泉所得税が天引きされている場合に誤った仕訳を行っている。
・家事按分比率があいまいになってしまっている。
・チャットワークを用いての相談
お客様と弊社の経理・資料の授受・報告・相談の場として
チャットワークを使用させて頂いております。
・必要時にご申請によるウェブ会議
経営面での不安や未来への展開など
会話の壁当て、キャッチボールとしてウェブ会議をご使用して頂くこともできます。